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ブレインバンクはご存知ですか?

投稿日:2018年8月17日 更新日:


こんにちは、ヤチヤチルです。

いきなりですが、みなさんはブレインバンクという言葉を知っている、あるいは聞いたことがありますか?

ブレインバンクは一言でいうと脳を集める活動・機関のことです。
集めた脳は精神疾患などの研究に使用されます。

今回はブレインバンクについてのご紹介です。

ブレインバンクって何?

先ほど述べたように、ブレインバンクとは脳を集める活動・機関のことです。

脳は亡くなった人から集めます。脳を提供することを献脳と呼びます。

本人の意思表示ができる場合もありますが、現在(2018/08/17)は、最終的には本人ではなく遺族の意思により提供されるかが決まります。

似たような取組みに献体がありますが、何に供されるかが異なり、献体は医学生の勉強で活用され、ブレインバンクは研究に活用されます

研究分野は神経の疾患や精神疾患だったりします。

ブレインバンクへの献脳は未来の患者を救う

ブレインバンクへの献脳は死後でしかできません。
献納しても今精神疾患に苦しんでるあなたを救うことはできません。

未来に繋ぐことになります。
研究を進めてほしい、未来の精神疾患の患者を救いたいという方は一度考えてみてください。

ブレインバンクの世界的状況

日本でも昔から献脳の文化はあったようですが、より精神疾患の研究に活用しやすい制度が海外では整っています。

日本はブレインバンクは遅れをとっているそうです。

アメリカの事例ですが、ハーバード大学やスタンレー財団がブレインバンクを持っています。
Webサイト上でも確認しやすくなっています。

日本のブレインバンクの問題点

法的問題などもありますが、当事者側の日本のブレインバンクの問題点は、存在があまり知られていない、どこにあるのかわからない、というのが挙げられます。

ブレインバンクはあまり知られていない

おそらくこの記事でブレインバンクを知った方は多いでしょう。
ブレインバンクはほとんど知られていない存在です。

現在、精神疾患は脳の病気ではないか、と考えられているため、直接脳を研究しないことには始まらないそうです。

まずは知られることから始めないとブレインバンク活動は進まないことでしょう。

なお、精神疾患のブレインバンクについて書籍がでていますので、興味のある人は手に取ってみてください。


脳(ブレイン)バンク 精神疾患の謎を解くために (光文社新書)

ブレインバンクがどこにあるのかわからない

私は、ブレインバンクについて少し知っている方ではありますが、日本のどこに精神疾患のブレインバンクがあるのか、あまりわかっていません。
当事者でも詳しく活動内容を知ることが出来るのは、

でしょうか。
献脳手続きについても、上記サイトに書いてあります。

他のブレインバンクについては、残念ながら不透明な点が多いです。

今現在、国や神経の疾患や精神疾患の学会が動いているところなので、将来的はみなさんにも詳しい情報提供がなされるかもしれません。

もし精神疾患の研究のために、ブレインバンクへの献脳を希望するなら、主治医に一度相談してみるのもいいかもしれません。

ブレインバンクについて研究者はどのように動いているのか

複雑な話になるので詳細は割愛させて頂きますが、日本のブレインバンクは他にも問題を抱えています。

例えば、ブレインバンクが精神疾患の研究に使用しづらいといった研究者側の問題があります。
運用していくための、法や倫理、社会的問題も残されてます。
また、先ほどの問題点と被りますが、ブレインバンクに対する社会への理解を求めなければならない、知られなければならないといった問題も抱えています。

そんなブレインバンクの問題を解決するために国は動いています。

解決に向けてはメディアの力を借りる必要等も出てくるでしょう。
このブログが少しでもブレインバンクの役に立てばいいな、と望んでいます。

ブレインバンクについて一度考えてみてほしい

もちろん無理に献脳を勧めるわけではありません。
人には様々な死生観やポリシーがあります。それは一番に尊重されるべきです。

私が望んでいるのは、ブレインバンク活動について頭の片隅に入れておいてほしいということです。

ブレインバンク、ひいては精神疾患への研究協力は自分の身体の一部を提供することだけではありません。
活動を応援するのもいいですし、身近な人に紹介するのもいいと思います。私のようにブログに書いたり、SNSに投稿するのもいいでしょう。

このブログを通して、精神疾患のブレインバンクの概要がすこしでも伝わるとありがたいです。

以上、ヤチヤチルでした。

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