メンタルヘルス 医療 日常

専門家以外の人が言う精神疾患の情報には気を付けよう

投稿日:2018年9月23日 更新日:


こんにちは、ヤチヤチルです。

自分や家族・知人が精神疾患を患うと、その病気の事について調べる機会が多いと思います。
私も調べる機会が多いですし、精神疾患に関しての知識を収集しています。

ただ、特にインターネットの情報は必ずしも正しいわけではありません。

全ての情報を鵜呑みにしない方がいい

私も専門家ではないのでどの情報が確かなのかは言えません。
ただ、全ての情報が正しいわけではないことは言えます。

例えば、主治医に内緒で断薬をすることを勧める本やサイトは信用しない方がいいでしょう。
また、対立する意見や情報に遭遇したとき、どれを信じたらいいのか混乱するだけです。

全ての情報を鵜呑みにするのは、良い判断とは言えませんし、実質不可能でもあります。
特に、誰からも何とでも言いやすい事については注意が必要です。

詳しい情報は専門家に

体験談や、口コミについて、あくまで参考で留める分には当事者やその他非専門家の話を信じてもいいかなと思います。
深く込み入った医学の話については、主治医や専門家の本を頼るのが一番です。

例えば、精神疾患は遺伝する、という話を当事者のブログでしていた場合は、鵜呑みにすべきではないでしょう。
専門家の意見に信頼を寄せるべきです。

ただし、専門家といっても盲目的に信じてはだめ

難しいところではあるのですが、全ての専門家が正しいことを言っているとは限りません。

わかりやすいのが、一般的な治療から外れるようなことを言っているときです。
例えば、全てのうつは食生活の改善で治る、というのは怪しいので全て正しいと思うのは危険であり、精々食生活の改善はうつを軽減するかもしれない、くらいで受け止めた方が良いでしょう。

その専門家が言っていることが本当に正しいのか判断する方法の一つとして、複数の意見を参照するというのがあります。
科学や医学・医療の世界では、多数派の方が正しいことが多いです。

当事者の発信する情報は体験談が役に立つ

では、非専門家の情報は役に立たないのでしょうか?
もちろんそんなことはなく、役に立つ部分もたくさんあります(そうでなかったらこのブログの意味が……)。

例えば、当事者のブログ等は、体験談が大変ためになることが多いです。
他にも時事問題や福祉の問題などに対する意見や議論は、自分の病気やその社会での状況を把握する上で役立つでしょう。

症状や副作用の出方はどのようなものか、その個人的対処法は何か、日常で何が困りごとなのか、社会で何が不足しているのか……。
精神疾患は生活に密着した病であるがために、体験談などが役立つのかもしれません。

情報の取捨選択をしよう

病気そのものや薬については、専門家の情報の方が圧倒的に精度は高いです。
体験談などについては、当事者の情報も役に立ちます。

しかし、どちらにしても鵜呑みにするのは危険です。
一番大切なのは、情報の取捨選択に他なりません。

病気であまりにも調子が悪いときには、情報に振り回されやすく、無駄に疲弊し、正常な判断ができなくなります。
そのようなときは、ある程度落ち着くまで主治医の指示だけ聞いて、安静にするのが良いです。

情報の取捨選択は、精神疾患を持ちながらも生き抜いていくためのスキルの一つかもしれません。

以上、ヤチヤチルでした。

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現在Webライター。
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