こんにちは、ヤチヤチルです。
外来の場合、診察というのは基本毎日ありません。
一週間だったり一ヶ月の間隔だったりします。
なので、診察というのは、自分の症状を伝える貴重な場です。
特に生活に密着した精神疾患において、治療は投薬だけでないことが多いでしょう。
症状や悩みに対して、主治医から意見や指導をもらうのは必要です。
(もちろん、薬の調節の点で、症状を訴えることも大切になります。)
このように、精神科は診察の重要度が高いです。
そこで、診察後に診察内容をまとめることをオススメします。
目次
診察内容をまとめることをすすめる3つの理由
私は、診察内容をまとめることをオススメしますし、実践しています。
実践してみて思うんですけど、これが役に立つんですよね。
なぜ、オススメするのかというと、次の3つの理由からです。
重要性①:備忘録となる
大前提として、人間は忘れてしまう生き物です。
その場では覚えていてもいずれ忘れてしまいます。
特に、精神疾患の場合、頭の働きが鈍くなることが多いです。
なので、備忘録として診察後に診察内容をまとめることをオススメします。
備忘録が一つ目の、そして最大の理由です。
重要性②:復習になる
何かをまとめるという行為は、復習へと繋がります。
勉強でも復習をしますよね?
勉強と同じく、診察内容も復習をするのがいい、というのが二つ目の理由です。
復習は、診察内容を繰り返して言い聞かせる効果があります。
反復することで、より強く記憶に残るでしょう。
重要性③:要点を明確にできる
診察では様々な話をします。
そのため、どうしても要点がぼやけてしまいがちです。
そこで、診察内容をまとめることで、要点が明確になります。
これが、診察内容をまとめることをオススメする第三の理由です。
診察内容を全て覚えておくことは、不可能です。
要点を明確にすることで、必要な情報だけ覚えておくことができます。
大切なことだけ覚えておいた方が、負担は少ないですよね。
診察内容をまとめるときのスタイル
繰り返しになりますが、診察内容をまとめることは、備忘録となったり、復習となったり、要点を明確にしたりします。
なので、私は診察内容をまとめることをオススメします。
では、どのようなスタイルでまとめたら良いのでしょうか。
基本は好きなようでいい
まとめ方はその人の好みで良いと思います。
しいて言えば、要点をまとめるように意識する、くらいです。
書きやすさや読み返しやすさを踏まえて自分の好きなまとめ方をしましょう。
といっても、具体的にどうしたら良いのか、わからないかもしれません。
ここで、私がやってきたまとめ方を紹介します。
例①:日記調にする
昔、私は一日の流れをまとめるように、日記調に書いていました。
主治医の意見や指導だけでなく、自分の意見や感情が入るので自分の中に取り込んだ感が出ます。
一方で、長くなってしまうので、書いたり、読み返したりするのに時間がかかります。
日記調になるとストーリー性を帯びるので、それが好みならオススメです。
例②:箇条書きにする
箇条書きはその場でパパッと書けます。
また、要点がはっきりとしやすいです。
とりあえず箇条書きにして、後で日記調に書き直すのもありです。
箇条書きは書きやすく、見返しやすくなります。
最初は箇条書きから試してみてはいかがでしょうか。
例③:会話調にする
最近の私の好みです。
日記調と箇条書きとの間のようになります。
例えば、次のような書き方です。
●わたし「私は外で働くことはできますか」
●主治医「無謀。できることだけやろう。」
当然ながら、診察は会話です。
主治医に相談して、それに対して返答をもらう形式が一般的でしょう。
なので、会話調は診察の自然な流れを再現できます。
好みのスタイルのまとめ方をしてみましょう。
診察内容は一か所にまとめよう
まとめ方のスタイルは好き好きですが、まとめる場所は一か所にした方が良いでしょう。
まとめたものは見返すことが往々にしてあります。
バラバラだと見返すのも一苦労ですよね。
また、これだけまとめたんだ!という達成感も味わえます。
達成感は継続に大事です。
まとめる媒体は好みで
ノートにまとめるか、スマホのメモ帳にまとめるか、どの媒体にまとめるかですが、これも好き好きだと思います。
文字を書くのが好きならノート。
手軽さを求めるならスマホのメモ帳。
それくらいのノリでいいでしょう。
私は、Twitterにハッシュタグを付けて垂れ流しています。
誰かと共有したいな、という気持ちがあるからです。
次回から診察内容をまとめてみよう
大事なことなので再度確認です。
私は、診察内容を診察後にまとめることを次の理由からオススメします。
- 備忘録
- 復習
- 要点の明確化
一か所にしていれば、まとめ方は好き好きでしょう。
大事なのは、貴重な診察内容を活かすことです。
診察内容も治療の大事な支えで、重要になります。
次回から、診察後に診察内容をまとめてみてはいかがでしょうか。
以上、ヤチヤチルでした。
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