こんにちは、ヤチヤチルです
この前TVを観て知ったのですが、「過小な要求」というのがパワハラに当たるそうです。
実は思い当るところがあって、おそらく上司から「過小な要求」を一時期受けていました。
パワハラ認定されるくらいだから、どおりでつらかったわけだ、と腑に落ちました。
目次
パワハラには種類がある
調べてみたところ、パワハラは主に次の6つに分類されるそうです(厚生労働省・明るい職場応援団‐パワハラの6類型より)。
- 身体的な攻撃
- 精神的な攻撃
- 人間関係からの切り離し
- 過大な要求
- 過小な要求
- 個の侵害
パワハラといっても色々あるんですね~。
なお、この分類は全てを網羅したわけではなく、当てはまらないケースもあるそうです。
「過小な要求」とは?
さて、「過小な要求」とはどのような行為を指すのでしょうか?
業務上の合理性なく能力や経験とかけ離れた程度の低い仕事を命じることや、仕事を与えないことは「過小な要求」型のパワハラです。
具体的な例として、営業職なのに営業させず会社回りの草むしりしかさせなかったりすると「過小な要求」としてパワハラに認定されるそうです。
会社員時代に私もこのタイプのパワハラを受けていました。
私が受けていた「過小な要求」
私はIT系企業にプログラマーとして新卒で採用され、4か月ほどの研修を受けたのち、実際の業務を任されました。
先輩や上司に質問したり、失敗をカバーしてもらったりしながら早く戦力になろうと頑張っていました。
専門的な技術面から報連相といった基本的なスキルについて、ときには怒られることもありましたが、充実した日々でした。
ある日突然仕事がなくなった
そんなこんなで何とかやっていたのですが、ある日を境に仕事を与えてもらえない、いわば「社内ニート」のような状態に陥ったのです。
原因は部署に回される仕事の納期が基本かなり短いことにありました。
まだまだ仕事のできない新人の私は足手まといであり、納期が短いのでミスをカバーする余裕もないというところでしょう。
とはいえ、全く仕事を与えない、それも半年以上に渡って、というのは酷くはないでしょうか?
仕事がないのは地味につらい
全く仕事がない、というのは非常につらいものでした。
定時までずっとやることがない毎日。
やることがないので、過去の案件の資料を眺めたりしていました。
もちろん、上司には仕事はないか聞きました。大抵が無駄でしたが。
この時期、周囲の人に目が変と指摘されたので、多分一度病気が悪化したのだと思います。
後に、仕事がない、ではなく別の理由で部署が異動になり、仕事がもらえました。
今思い返してみれば酷い扱いを受けていた
当時はパワハラと考えてはいなかったのですが、今思えば多分パワハラだと思います。
新人は足手まといになるから、というのは仕事を全く与えない理由としては弱すぎではないでしょうか?
簡単な作業もあったでしょうし、新人の面倒を見ることができないなら上に相談することも可能でしょう。
実際「過小な要求」とは別の理由で異動となったときは即座に行なわれました。
パワハラかも?と思ったら相談してみよう
パワハラを受けるとメンタルがやられます。
メンタルがやられると修復するのは困難です。
パワハラかも?と思ったらすぐに相談しましょう。
会社の相談窓口や厚生労働省が紹介する外部機関に相談してみると良いと思います。
パワハラに無理に耐える必要なんてありません。パワハラは撲滅しましょう。
スポンサーリンク