メンタルヘルス 社会

依存先や居場所を増やそうという、やさしくて残酷なアドバイス

投稿日:2018年12月4日 更新日:


こんにちは、ヤチヤチルです。

皆さんもどこかで聞いたことのある、依存先を増やそう、居場所を増やそうというアドバイス。
確かにそのアドバイスは的確でしょうし、メンタルヘルス的にも良い影響を与えるでしょう。

でも待ってください。依存先を増やそう、居場所を増やそうといっても、そんなに簡単ではないと思いませんか?

依存先を増やそう、居場所を増やそうというアドバイスに一石を投じたく筆を執った次第です。

なぜ依存先や居場所を増やすといいのか?

そもそも依存先や居場所を増やすことはどのような影響を与えるのでしょうか。

多くの助けを求めることができたり、様々な困難を回避・立ち向かうことができるということが挙げられますが、一番は孤立を避けられるという点だと考えられます。

一つの依存先・居場所と繋がれなくなっても他がある

依存先や居場所が会社や親、配偶者だけ、という一つだけという状況では、そこが断たれたときに孤立することになります。
このとき、2つや3つ、それ以上の依存先や居場所があれば、メンタル的にも人間関係的にも孤立という状況を避けることができます

これが、依存先や居場所を複数持つことが重要な一番の理由でしょう。

新たに依存先や居場所を増やすと言っても行うは難しである

では、どのように依存先や居場所を作れば良いのでしょうか。
考えられるのは友人や知人を作っていくことや、コミュニティに参加してみることでしょう。

これ、言うのは簡単なことですが、実際に行なうには壁があります

私が感じるに、主に以下の2点が壁となるでしょう。

壁その①:コミュニケーションの壁

いわゆるコミュ障と呼ばれる人にとって、コミュニケーションをとることはとても難易度の高いことです。

それなら治せばいい、と思われるかもしれませんが、そう簡単に治せないのが実状です。
勇気が足りないとも思われるかもしれません。
勇気がないのは事実かもしれません。
しかし、勇気が出せないから困っているのです。

誰しもが積極的にコミュニケーションを取れるわけではないことは忘れないでください。

壁その②:アクセスの壁

こちらはより深刻ではないでしょうか。

依存先や居場所を増やそうにも、その情報を知り得なかったり、頼る術がなければどうにもなりません。

例えば、音楽が好きで趣味仲間を作りたいと思っていても、同好会やサークルの情報を知ることができなければどうにもなりません。
他にも、親と縁が切れた子が親を頼りにするというのは難しいでしょう。

依存先や居場所を無理して増やす必要はないんじゃないかな

新たに依存先や居場所を見つけるのは難しいというネガティブな話が続いてしまいました。

どれもこれもが繋がりづらいかというと、そうでもありません。もちろん入りやすいところもあるはずです。
ただ、誰しもそのような人やモノ・コト、コミュニティに接近できるわけではありません。

残酷ですが、依存先や居場所を複数持つためには少々苦しむ必要があるのかもしれません。

でも、なるべくなら苦しみたくないですよね。

苦しみながらTwitterを始めたころの私

少しわき道にそれます。

私はTwitterをやっているのですが、始めた理由は当時大学院生だった私が、とある事情で研究室に居場所を失いかけたからです。

コミュ障な私は当初、コミュニケーションの取り方もわからないし、機能もわからず苦しんでいたことをよく覚えています。
でも、それ以上に居場所が減ることのつらさが強かったのです。

研究室での居場所が薄れてきた私にとって、Twitterは家族、病院に次ぐ大きな繋がりであり、支えでした。
そのため、何とか居場所を確保しようと必死になっていたのです。

依存先や居場所を増やすのは、それくらいの強い動機があるときで十分ではないかと私は思います。

依存先や居場所は無理せず増やそう

依存先や居場所を増やすのが難しい人は大勢いると思います。私自身そうです。

なので私は依存先や居場所を増やそうとは強くいえません。
Twitterの件も、強い動機があったからこそです。

思うに、一番は無理せず、可能なら依存先や居場所を増やそう、くらいの気持ちがメンタル的にも良いのではないでしょうか。

以上、ヤチヤチルでした。

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双極性障害(Ⅱ型)。手帳2級。
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