こんにちは、ヤチヤチルです。
「私が休職・退職してしまった原因」について最後の記事です。
1回目は頭のOFFができない、2回目はコミュニケーションに疲れた、という話題でした。
最後は、自分で自分へのハードルを(勝手に)高く設定してしまう、についてです。
目次
他人ではなく自分が一番の悪魔だった
これは主治医との診察で気づいたことです。
休職・退職前から主治医に、「周りの要求に応えようとせず、自分ができる範囲のことをしなさい」、と口酸っぱく言われていました。
まだ会社に所属していた私は、別にそんなことはないのになー、と思いながらいつも先生のアドバイスを聴いていました。
その後、退職して時間ができて、自分自身のことを振り返ることが多くなりました。
そしてある日気づいたんです。
周りではなく、自分が一番自分に高い要求をしていたんだな、と。
その背景には何があったのでしょうか?
とにかく張り切り過ぎだった
入社してから私は、ずっと張り切っていました。
研修も実務も、100%を超える力で仕事をしたと覚えています。
今思えばやりすぎでした。
誰も求めてないほど、気合を入れていました。
張り切っているので、ハードルも高めに設定しちゃいます。
誰も求めてないのに。
もちろん張り切り過ぎは、身も心も壊します。そのいい例が私です。
自分はできると信じていた(願っていた)
出世欲はありませんでしたが、自分はできると信じる気持ちは強かったです。
なので、周りの要求に応えるという感覚は無く、こなして当然のことをやっていると思っていました。
実際のところ、自分が思うほど仕事はできず、勝手ににつぶれてしまいました。
つまるところ、居場所が欲しかったんだと思う
振り返ると、張り切り過ぎたのも、自分はできると信じていたのも、居場所が欲しかったんだと思います。
つまり、張り切りすぎたり、できると信じていた(願っていた)ものは、仕事ではなく、実は居場所作りだったのです。
仕事ができる人間になりたいのではなく、仕事ができない人間と思われ、居場所を失いたくなくて、自分へのハードルを高く設定してしまった。
その結果、つぶれてしまったわけです。
自分へのハードルを下げるためには
ハードルを下げる習慣をつけておかないと、勤めていたころの二の舞になってしまいます。
このブログの継続も危ういです。
なので、対処法を私なりに考察してみました。
みなさんも良かったら参考にしてみてください。
自分のできる範囲のことをする
前述したとおり、これは私の主治医のアドバイスですね。
いつもいわれます。出来る範囲でやろうと考えれば、評価やしがらみから解放されます。
特に障害がある方は、こういう思考は大切ではないでしょうか。
もちろん、無理をしなければならないときもありますが、なるべくNOと言いましょう。
執着をし過ぎない
私の場合、居場所づくりに執着したため、ハードルを上げることになり、結果つぶれました。
出世や上司の評価、お金に執着しすぎると、目標達成のために、自分の限界以上のハードルを課してしまいがちです。
執着することも時には大切ですが、過度なのはやめましょう。
自分の健康を大事にする
健康を大事にすれば、おのずと無理はしなくなります。
このブログは、メンタルヘルスを大事にした生活(メンタルヘルス的生活)を広めることが目的なので、特にこれは頭に入れてほしいです。
健康の大切さは失ってから初めて気づきます。
最後に
大小はあれど、自分のハードルを高くしてしまう人はけっこういるんじゃないかと思います。
ハードルが高いと、いつかつぶれてしまう可能性があります。
繰り返しになりますが、健康の大切さは失ってから初めて気づきます。
あまり背伸びせず、自分らしく生きるのが良いのではないでしょうか。
以上、ヤチヤチルでした。
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